●固定資産税が増える家屋を増築した場合、新たに不動産を取得したと見なされ
床面積の大きさに関わらず固定資産税が増税します。
固定資産税を算出してもらうには、地方税法に基づき「家屋調査」を受ける必要があります。
確認申請が不要な工事であっても増築工事が終了したら市役所に連絡しましょう。
●外観のバランスが崩れてしまうことがある
増築はきちんと行わなければ見栄えが悪くなってしまうことがあります。
外壁に同じ色の塗料を塗ったとしても、古い所と新しい所とでは差が出てしまいます。
この差をデザインとして調和することができればいいのですが
業者の腕にかかっていると言っても過言ではないでしょう。
外観だけでなく、もちろん内装もバランスが崩れてしまいます。
増築部分が別空間になるのであれば問題はないですが
リビングの増設のように一つの空間を大きくしたいのであれば
内装も合わせてリフォームすることが重要になります。
●耐久性に差が出てしまうことがある
古い部分と増築した新しい部分とでは、当然耐久性に差が出てきてしまいます。
そもそもの強度も違うので耐震に対する考え方も違ってきます。
大きな地震が起こった際に、それぞれの揺れ方が違うので接合部から破断してしまうことも考えられます。
また強度不足で倒壊してしまう可能性もあります。
増築する際は必ず災害も考慮して設計してもらいましょう。