①プライマーからコーキングを極端にはみ出させないことコーキング自体が製品によって仕上がりに違いが生じてしまいます。
しかし、どの製品でも下塗り塗装が必要なものを使用する場合は
コーキングする箇所から極端にはみ出してプライマーを塗布すると
はみ出した箇所から剥離が起こり、防水機能が大きく損なわれてしまいます。
また、はみ出しを恐れて少なくしてしまうとコーキングが密着してくれず
隙間から雨水の浸食が起こってしまうので、適切な量のプライマーの塗布がポイントになります。
②コーキングと外壁の色を合わせること
コーキングはたくさんの色の中から選ぶことができるため
外壁の色に合う色を選ぶことがポイントになります。
外壁塗装は経年と共にヒビ割れしてしまうため、外壁と近い色であればコーキングが露出しても
ヒビ割れが目立ちにくく美観を保つことができるでしょう。
弾性塗料はヒビ割れが起こりにくいのでオススメです。
③外壁塗料がのるコーキングを使用すること
コーキングにはたくさんの種類があるので、あらゆる素材の外壁に使用できる塗料にしておくと
外壁を塗る替える際に余計な作業が不要になり、円滑に工事を進めることができます。
④できるだけ打ち替えをすること
打ち増しは既存のコーキングを撤去せず、上から新しいコーキングを継ぎ足すため
工事期間や費用を抑えることができます。
しかし、新しいコーキングと既存のコーキングが馴染まなければ剥がれの原因となってしまいます。
外壁塗装をキレイに行ってもコーキングが剥がれてしまうと
美観が損なわれることはもちろん、防水機能も低下してしまいます。
打ち増しは打ち替えよりも頻繁に補修が必要になるので
長い目で見ると手間も費用もかかるので、打ち替えでの工事をオススメします。