●戸車のついた引き戸のメンテナンス戸車にホコリや髪の毛が絡んでしまって動きが悪くなってしまうことがあります。
動きが悪くなった状態で無理に動かしてしまうと、戸車が壊れてしまうことも‥。
このような状態にならないためにも、1ヵ月に1度は戸車の清掃を行ってください。
レールのホコリについては掃除をするたびに取り除いてください。
●障子と襖のメンテナンス
押入れや部屋の仕切に使用される障子や襖は、開閉時に摩擦が必ず発生します。
特に雨の日は湿気を含みやすいので滑りが悪くなることがあります。
摩擦が発生する建具の下部に、定期的にロウソクのロウを擦り付けておきましょう。
襖の紙の部分は、しっかりと絞った雑巾で拭き掃除をしましょう。
障子は基本乾拭きで1年に1度張り替えを行うことをオススメします。
●室内のドアのメンテナンス
素材にもよりますが水拭きをすると合板が剥がれてしまうことがあるので
乾拭きをするようにしましょう。
3ヶ月に1回ワックスを塗ると汚れが付きにくくなります。
動きが悪くなった際は、蝶番にシリコン系の潤滑スプレーを吹きかけましょう。
食用油などはホコリが付きやすくなるので使用ないようにしてください。
●玄関ドアのメンテナンス
木製のドアは乾拭き・金属製のドアは水拭きをしましょう。
雨の後などに汚れが付きやすいのが玄関ドアです。
汚れをそのまま放置していると、ドアの寿命が短くなってしまうことがあるので
汚れを見つけたらすぐに落とすようにしましょう。
上記の室内のドアと同じで木製のドアは、ワックスが汚れ対策になります。
しかし室内よりも厳しい環境で使用することになるので
1ヵ月から2ヵ月に1度の割合でワックスをかけることをオススメします。
●網戸のメンテナンス
網戸のメンテナンスは年末の大掃除のときだけという方が多いですが
網戸のメンテナンスは毎週行うのがベストです。
ブラシなどで軽くホコリや砂をはらいましょう。
汚れがひどいときは掃除機を使用するのもひとつの方法です。
掃除機を使用する際は、網戸に負担をかけないようにすることがポイントになります。
汚れは中性洗剤を使用し、よく水で洗い流してください。