1.間口を測ろう間口はシンク側の横幅のことを指します。
一般的に間口は15㎝単位で規格されており
キッチンに取れるスペースを無駄なく使用することができます。
ただ、対面型のキッチンにする際は通路スペースにも配慮して
寸法を決める必要があるので注意しなければなりません。
通路スペースの目安としては、80㎝前後とされています。
2.型を選ぼう
型には「I型」と「L型」と「対面型」の3つがあります。
キッチンスペースに取れる広さ・予算・家族構成・ライフスタイルなどを踏まえて決めましょう。
●I型
シンク・調理台・コンロを一列に並べたスタンダードなキッチンです。
予算を抑えることができスペースが狭くても有効に活用することができます。
●L型
ワークトップが直角に折れていて、シンクとコンロがL字型にレイアウトされたキッチンです。
作業スペースが広く収納量が多いので、キッチンツールが多くて
複数でキッチンに立つことが多い家庭にオススメの型になります。
●対面型
ダイニングやリビングに対面する形で作業ができるキッチンです。
キッチンで作業をしながらでもコミュニケーションを取ることができるので
小さな子どもがいたり、来客が多い家庭にオススメの型になります。
3.メーカーを比較しよう
似ているように見えるキッチンであっても、各メーカーによってそれぞれの特徴があります。
機能性・デザイン性・収納性・予算など優先したい順によって選び方が異なるので
はじめに優先順位を決めておくようにしましょう。
4.ワークトップの高さと奥行きの幅を決めよう
システムキッチンの高さは一般的に80㎝から5㎝ごとに選べるようになっています。
JISの規格では「身長÷2+5㎝」が基準とされていますが
これは切るときの体勢を元にしているので注意が必要です。
幅に関しては、奥行きがあると作業台も収納スペースも広くなるので便利に思えますが
身長に合わなければ水栓が遠くて使い勝手が悪かったり
収納したものが取りにくかったりして不便になってしまうので注意しましょう。
ワークトップの高さと奥行きの幅を決める際は、既存のキッチンの高さと幅を把握して
リフォーム前の不満を明確にしたうえでショールームなどに行き
実物の前に立ち確認しながら決めましょう。
5.ワークトップの扉の素材・色を決めよう
扉の素材や色はキッチンの印象を左右するだけでなく
手入れのしやすさや経年劣化具合にも違いが出るので重要になります。
素材によって価格も大きく変わってくるので予算のことも考えて
好みのキッチンになるように選ぶようにしましょう。
6.オプションを選ぼう
より便利に快適にするため、さらに機能的にするためのオプションが用意されていることも
システムキッチンの魅力のひとつになります。
もっと機能的にされたい場合はオプションで付け加えや付け替えが可能です。
収納を増やす・コンロをガスからIH仕様に変える・節水水栓に変える・浄水器を取り付けるなど
便利に清潔に使いやすくすることができるでしょう。