瓦やスレート屋根が重なる部分には、通気性を良くしたり
浸入してしまった雨水を排水しやすくするために隙間が設けられています。
新築当時はその隙間が適切に保たれていますが、築年数が経つと
その隙間にホコリやゴミなどが溜まり隙間が狭くなってしまいます・・
そうすると毛細管現象が引き起こされてしまうのです((+_+))
隙間が狭くなると、雨水は浸入しくくなるのでは?と考えてしまいますが
太いストローよりも細いストローの方がジュースの水位がたかくなるのと同じで
隙間が狭くなればなるほど、毛細管現象を活発さしてしまいます。
また、隙間が完全になくなってしまった場合は、雨水が浸入することはありませんよね。
しかし屋根に隙間がないと屋根は通気性が悪くなってしまい
湿気や逃げ道を失った雨水などが下地材を腐らせて雨漏りが起こってしまいます。
このようなことにならないために、屋根には適切な隙間が必要となるのです!!