シロアリの駆除方法には2つの工法があり、どちらも異なるもののためシロアリ被害の程度に応じて工法を選ぶようにしましょう(^^)
1.バリア工法
バリア工法は建物の壁や柱に穴を数ヵ所あけ
その穴に薬剤を注入し、床下の土壌には薬剤を散布します。
薬剤を注入・散布することで床下の土壌から建物内へと浸入する白アロを防ぎます。
薬剤を散布するので化学物質特有のニオイが発生してしまうので
ニオイに敏感な方やアレルギー体質の方は注意しましょう。
また、シロアリの巣を根絶することは難しいため再発してしまうことがありますが
被害箇所に対しては即効性があります。
薬剤散布後は5~10年ほど効果が持続します!!
メリット
●被害箇所に対して即効性がある
●ベイト工法と比べると費用が安い
デメリット
●化学物質特有のニオイが発生してしまう
●被害状況によって追加工事が必要になる
●シロアリの巣を根絶させることはできない
2.ベイト工法
ベイト工法は1980年ごろアメリカで開発された工法で
シロアリが好むエサ(ベイト剤)をステーションと呼ばれる特殊な容器の中に入れて
建物周辺の土に埋め込みます。
そのエサをシロアリが巣へと持ち帰り、他のシロアリへと分け与える習性を利用し
シロアリの巣全体を根絶させます!!
ベイト剤にはシロアリの脱皮を阻害する成分が含まれていて
シロアリは脱皮ができないと死んでしまうという生態を利用したものとなっています。
メリット
●化学物質特有のニオイはしない
●子供やペットがいる家庭でも安心
●シロアリの巣全体を根絶させることができる
デメリット
●巣を根絶させるため期間が長くなる
●費用が高い